MUTT JAPAN x CUSTOM WORKS ZON
MUTT JAPAN × CUSTOM WORKS ZONMUTT Japanのチームは伝説的なカスタムワークスZONとコラボレーションし、この名高いカスタムショップの創設者でありオーナーである吉澤雄一氏による特別なカスタムモデルを製作しました。
READ THE STORY自分の道を切り拓く|ニック・アーロン
成長を続けるMUTTは一定の選択眼を持つライダーを惹きつけて止みません。私たちは、そうして増え続けるオーナーの方々に、MUTTのどこが皆さんの心の琴線に触れたか、話を伺っています。
ニック・アーロン氏はMUTT的な精神を共有する方です。飽くなきアウトドアの探究心を持つ同氏にとって、MUTTの一員となるのは時間の問題だったと言えるでしょう。”Band of Brothers""Touching The Void(運命を分けたザイル)"での演技で名を馳せる中、MUTTを駆る同氏からお話を伺う機会を得ました。
ウェールズ出身俳優の同氏とは、Surreyのボックス・ヒルでお会いすることになりました。木漏れ日に照らされた森を数分ほど抜けると、拍子抜けするほど簡単に、ニック氏と同氏のMUTT RS-13 125が目の前に現れたのでした。
リチャード・アッテンボロー奨学金の全額支援でロイヤルアカデミー・オブ・ドラマティックアートで勉強したニック氏が演じた最初の主要な役は、トム・ハンクスとスティーブン・スピルバーグの手になる”Band of Brothers”のロバート”ポパイ”ウィン役でした。ニック氏はこのキャラクターに没頭したそうですが、主要な役を演じた2つ目の映画”Touching The Void(運命を分けたザイル)”には更に深くのめり込んだそうです。
「20代の頃は、たくさんの山に登りました」ニック氏は話してくれました。「フランス、コルシカ、サルディナ、ウェールズ-私の生まれ育った-湖水地方」。ヨセミテでのマルチクライムピッチングでは自然と孤独に立ち向かう、新人らしからぬニック氏の様子が、”Touching The Void(運命を分けたザイル)"で描かれています。
この厳しい自然に立ち向かう欲求は、彼のライダーとしての姿勢にも現れています。また、ニック氏がサーフィンに対して大きな情熱を燃やしていることにも納得させられます。大きな波がくるとドアから飛び出し、3フィンボードを載せたMUTT RS-13 125を駆って、波と対峙するのです。 MUTTライディング、サーフィン、山登りと東奔西走するニック氏は、それだけでも羨ましい限りですが、実はデッドビートデルタとナッシュビル・エグザイルという2つの素晴らしいバンドにも参加しているという多彩ぶりです。その曲は、よく私たちのワークショップでも流しています。
ミュージシャンや俳優仲間からの勧めでMUTTと出会ったニック氏はバイクシェッドショーに足を運び、MUTT RS-13 125と出会いました。ロンドン郊外に住む、アウトドア派のロッカーにはまさにうってつけの一台と言えるでしょう。このバイクがあれば、田舎道を駆け抜けることも、都会を素早く駆け抜けることもできます。私たちと会って250ccに触れた彼は、現在、より大きなバイクライセンスを取得して、排気量の大きいMUTTへの乗り換えを考えています。きっと彼の望みは叶えられることでしょう。
ボックス・ヒルでの試乗と明るい日差しの下でのくつろぎの中、予定していた時間はあっと言う間に過ぎ去り、私たちは笑顔で再開を約束して別れました。